おえかきTIPS
★写真屋さんの謎用語解説★

 ★カラーモード
 画像に使える色や色数を指定出来ます。絵の用途で使い分けましょー。(自分の使いやすいモードで描いて、最後に変換すると楽♪)

 写真屋さん(フォトショ)にある主なのは。
☆モノクロ二階調・・・白と黒だけ。灰色の使えないモノクロ印刷用漫画原稿などはこれ〜。
☆グレースケール・・・いわゆる白黒写真状態(笑)。
☆ダブルトーン・・・・印刷インクを2種類だけ使うモノに。新聞のチラシなんかでよく見かけますね。(今でも漫画雑誌の2色刷りっての、健在なんでしょか?)
☆インデックスカラー・Webで使用されてる256色限定。ネットのgif画像はこれで出来てます。(でも、窓と林檎では色がけっこー違ったりして)
☆RGBカラー・・・・赤、青、緑の組み合わせで色を作る。光の三原色でTVやパソの画面はこれで表現されてます。CYMKよりデータが軽いので、作業はこちらでしましょー。
☆CYMKカラー・・・黒、赤、青、黄色の組み合わせ。色の三原色に黒を加えたモノ。プリンターなどの印刷インクに対応します。(色合いはRGBより彩度が落ちます)
☆マルチチャンネル・・カラー画像を、色情報(チャンネル)ごとに分解された版状態にします。(^◇^;) 特定の色部分だけを利用したい時などに。(Tip1がまさにこれ)


 ★レイヤー
 レイヤーというのは、要はセル画(デジタル化以前のアニメで使われてた)のセルみたいなモンであります。
 輪郭線を描いた透明フィルムの下に、色を着けたフィルムを置いてる感じですね。
 レイヤー同志は独立していて別々の画像として扱われるので、指定したレイヤーに作業しても(特に指定しない限り)他のには影響しません。
 たとえばガウさんの髪を一部だけメッシュにするとか、楽しい遊びも出来るんですね♪
 これが一枚の紙上で描いているとすると、輪郭線を全部避けて色塗りしていく、なんて考えるだけで倒れそうなコトになっちゃいます。が、CGの場合レイヤー分けしてあれば、金髪レイヤーの上に新しいレイヤーを乗せ、メッシュを描けばおっけー。飽きたらそのレイヤーだけ捨てれば元通り。気軽にいたずら出来るワケです(すなって)
 どれくらいを別々のレイヤーにするかは、あなたのパソ君と相談しましょう。理想はパーツごとに別々に・・・といっても、何十枚と分けるには、それなりのマシン力が要求されます。
 残念ながら逞し系じゃない場合は、最低限、隣接しあわないパーツをまとめましょう。(白地図の色分けと似てますな)
 一枚のレイヤー内でも選択範囲指定すれば、別物として独立作業できますから、あまり深刻にならなくてダイジョーブです。(その説明はまた別の機会に)

 ★2D
 オフラインで言うなら、紙に描かれた平面絵のコトです。(笑)
 単純にイラスト、ごく一般的なアニメと呼ばれる作品はこれになるでしょう。
 代表的なソフトは『Photoshop』(Elementも含む)『Paint shop』『Painter』など。

 くるくる回転させると色々な角度から見られる立体的な絵(最近のゲームなんかを想像しましょう)は、3Dと呼ばれてます。
 こちらには『Pozer』『Shade』など専門のソフトが必要です。


 ★描画モード
 レイヤーと色塗りブラシで共通している効果のこと。
 
すっかりスルーされてる感がありますが、『Photoshop』はその名の通り、元々は写真の修整用ソフト。この辺の概念はそちらから来ているワケですね(『覆い焼きモード』とか『焼き込みモード』とか)
  よーわからんのが色々ある中、最低↓の二つをインプットしておけばいいんではないかと。(笑)

☆『乗算』・・・・上に乗せた色の分、下の色が暗くなる方向にプラスされます。(Ex.地色にグレーを乗算すれば、影の効果に)同じ色を乗せても、暗く濃くなります。
☆『スクリーン』・『乗算』の逆。上の色の分明るくなります。同じ色を重ねると、多少明るくなります。
 明るくする効果の仲間では、『覆い焼き』を覚えておくととベターでしょう。
 髪や瞳のハイライト用に、お役立ちです。

 あと、モノクロ原稿の時便利なのが、『ディザ合成』。塗りが砂状になって、印刷でもけっこー出ます♪


 ★Luminosity->Opacityフィルタ
 こんな便利なのに、どーして標準インストールされないのか不思議なシロモノ。(写真屋さんCS以降ではどうなんだろう?)
 平たく言うと、輪郭線を残して白地が消せます。
 収納場所は、PhotoshopのCD-ROMの中、プラグインを探してみてください。
 参考までに、Mac版バージョン7の場合(OS9.2)
は。
メイン画面 → その他のファイル → プラグイン(オプション)→ Mac Classic Only → Filter Factory → Filter Factory Example → Transparency Suite Example →『 Luminosity->Opacity』(深っ!)
 イージーが心情の林檎パソなら、これをフォトショ → プラグイン → フィルタフォルダに放り込めばおっけー。窓パソは・・・不明。『りーど・みー』辺りを見てくだされ。(^◇^;)
 他にもいろいろフィルタが入ってますんで、用途と自分のパソ君の包容力に合わせてインストールしましょう。(無闇に入れても、ただの容量食いなので注意〜)
 もうインストールCDを手放してしまった等、手元にない場合は・・・別のやり方で代用するか、同じバージョンのユーザーを・・・(以下自主規制)
 それから、これは『グレーモード』などでは使えないフィルタです。
 いったん『RGBモード』へ変換して処理した後、使いたいモードへ変換し直してね。

 ★クイックマスク
 これを使うと、普通にブラシツールなどで色塗りする感覚で、髪の毛の先など細部に渡って範囲設定出来ます。
 また、オンにした状態のまま、描画ツールや範囲指定の拡張なども使え、マスキングの濃度も変えられるので、様々な効果の補助にもやたらお役立ち。
 使いこなしたら、マスキングやゴミ消し、色塗りなど、とっても強力な味方になる機能。まだ使ったことない人は、ぜひお試しあれ♪
 残念ながら、チャンネル機能のないエレメンツにはありません。(これに代わる方法は、ゴミ取りの項で触れる予定)

 ★チャンネル
 チャンネルカラーモードに合わせた単独の色情報を、それぞれ表示したデータです。
『RGBモード』なら、←こちらの図、
『CYMKモード』なら『CYMK』『シアン』『マゼンダ』『イエロー』『ブラック』に。
 色情報とは関係なく、選択範囲を表示、保存したモノを、『アルファチャンネル』と呼びます。
 これも使い方を覚えておくと、とても重宝する機能です。
 レイヤーと同じに『ぼかし』等フィルタ効果が使えます。


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