『雪割り』
北国風物誌・絵バージョン。(笑)
この風景が見られる3月頃は、本州以南の方々にとってはとっくに春なんでしょうが、
こちらではようやく冬の終わりという感じです。
冬の間にどっさり積もった根雪は、黙って待っているだけではなかなか溶けてくれません。
特に下の方の層は氷になっているので、『雪割り』という作業をします。
ガウさんの持ってるつるはしなどで割って砕いて、
空気に当たる面を増やし、溶けるのを促進させてやるんですね。
この作業をする頃になると、雪原のあちこちに雪解け水で小さな川が出来て
、ちろちろと音を立てて流れてたり、顔を出したふきのとうの芽なんかを見付けたりします。
何ヶ月も雪に埋もれていただけに、春が来たんだ〜!とワクワクしちゃうのです♪
これを描いた後、某チャットで
「このふきのとうはガウリナのお腹に収まるに違いない」てな話になりまして。
ふきのとうが食べたいがために、せっせとあたり一帯の雪割りに励んでる
ガウリナの図が浮かんでしまいました〜。(爆笑)